調査業の歴史・沿革
●調査業の歴史・沿革 戦国時代には、武田信玄、織田信長を始め、戦術の必要上、戦国の情報収集のた めの忍びの者、いわゆる忍者を雇っていた。 江戸時代に入り、徳川幕府は隠密制度を取り入れて、天下百姓(天領府地に住む 潜在者)を使い、情報収集を行った。その結果300年間も徳川時代が続いたので ある。 明治維新により明治政府が樹立され、諸新制度が打ち出されたが国の治安は必ず しも安定的ではなく、各地にテロや暴動が発生した。そこで明治政府は情報収集の ために密偵を配置した。 この頃より”探偵”という言葉が世上に現われ始める。 当時の地方の警察官の中には名刺に”探偵”という肩書を入れていた者がいたと言 われる。 やがて、産業が振興し、株式会社や証券取引所等が活発化し、企業信用が産業発 展の重要ポイントとなってきたため、いわゆる興信所が次々と設立された。 ・明治25年 海外視察より帰国した白鳥敬之助が商工社(後の東京商工興信所)を設立。 ・同25年 大阪で外山脩三が商工興信所を設立。 ・同28年 岩井三郎事務所(警察OB)が開設 第2次世界大戦後は戦後の復興とともに興信所、探偵社が急成長し、日本全国に 数十ケ所の事業所を持ち、社員が千人以上の調査会社が現れる。 しかし、社会が高度化するとともに、やが高まり、 営業形態を転換する会社が出始める。 昭和40年代から50年代には個人調査部門を廃業し、企業調査だけ行う調査会 社が出始め、○○リサーチ、○○データバンクと社名を改称する会社が増える。 そんな中で無秩序に増えた調査業社を一本化する活動も活発化してくる。 昭和63年、社団法人日本調査業協会が設立される。 現在、日本全国にある調査会社の数はおよそ3,500社(平成20年1月現在) と言われる。 平成19年6月より、いわゆる「探偵業法」の施行により、届け出制となったが、 届け出義務があるのは個人の「所在」と「行動」調査を行なう業者のみで、 「企業調査」や「結婚調査」などを行なう調査業務は届け出の義務は無い。 (参考;社団法人日本調査業協会編集 調査業務研修講座) |
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